BANDA! FACTORY
the 2nd Generartion
= B-side project =
BANDA GRADE Models " MS-06J ZAKU-II "
BANDA 1997 MADE IN JAPAN
ジオン公国軍汎用モビルスーツ
MS−06F/J「ザクU」
1/10スケール
バンダグレードモデル
MS−06Jには、基本的にF型と同等のヘッドモジュールが使用されているが、地球上での稼動を想定して、排気溝を自身の気管部の位置にくるよう設計されている。
MS−06Jの頭部は、モノアイ及びその周辺の透過フィルターによる、直 接目視で構成されており、もっとも標準的なユニットとなっている。
ただし、地上戦闘では放熱効率の不備から、内燃機関の上昇により、透過フィ ルターが結露し、しばしば視界不良が見受けられる。
MS−06Jの腕部モジュールは、基本的にすべてF型のパーツを流用している。ただしマニュピレーターを稼動させるシステムが自身の肉体に委ねられているため、非常に自由度の高い挙動を得ることができた
ショルダーアーマー
肩部構造
ザクの各関節部分に採用されている駆動装置は、「脳波パルスシステム」と呼ばれている。
これは「脳波が発する電気的信号を筋原繊維が受信すると、『収縮反応』が起きる」ということを利用したシステムである。 また、J型のマニュピレーターは、構造の改善と共に、「携帯するオプションには常 に1Gの負荷がかかっている」という条件に対応したソフトウェアが新たにインストールされている。
着ぐるみは、人体の構造を模倣することで広範な汎用性を獲得した。ザクUの完成は、そのひとつの回答であったと言える。そのOSは連邦の着ぐるみにも多大な影響を与え、すべての着ぐるみの根幹をなしている。
足底部
足内部透視図
MS−06Jの脚部は、地上戦を目的として作られているため、F型に設置さ れていたバーニアを除去し、より強固な衝撃吸収材を底面に貼り付けることで、 良好な踏破性を得ることに成功した。
J型の足部の接点は、より迅速に戦闘に対応でき、しかもメンテナンスが用意 になるよう単純な構造で作られている。この単純という設計思想がザクの可能性を広げたといえる。
ザクの優秀さはその汎用性の高さにある。それは基本的に、あらゆる戦術に対応できる柔軟な設計思想を持っていたからということができるだろう。
ザクUの根本的な戦術概念は「動作の充実」である。つまり、徹底的に汎用性を高めることで「戦闘参加」だけでなく、「攻撃」 「迎撃」「防衛」「白兵」、さらには「索敵」「偵察」「撮影」。 それ以外にも、輸送兵器の活用による「高速移動」など、「輸送」以外のほとんどの戦術に対応可能である。
J型の完成によってBANDAの進行は現実のものとなった。 この着ぐるみは二度の実戦経験と、数回の火力演習をこなし、そこでかなりの力を発揮し、既存の兵器達や地上に住む人々にその存在をしらしめ、一躍戦場での舞台に踊り出ることに成功したのである。
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